涸沢カールは大昔氷河の浸食作用で形成された地形でお椀の底のような形をしています。涸沢(からさわ)の標高は2000m程ですが、周囲は3000mを越える穂高の山々に囲まれています。 紅葉の美しい日本ですが、涸沢カールの紅葉はその圧倒的なロケーションと相まって日本一といっても過言では無いでしょう。真っ赤なナナカマド、黄色のダケカンバ、ハイマツの緑が穂高連峰を背景にして絶妙のコントラストです。例年見頃は9月下旬から10月上旬の一週間ほどです。上高地から涸沢までは片道6〜7時間の歩きになりますが、一度は見ておきたい絶景でしょう。 |